(V容器について)

Q.
V容器について教えて下さい。 (2004.3.6)
A.
V容器についての記述は、IATA危険物規則書の「包装基準の様式Format of Packing Instructions」5.0.6.3、「容器規格認定コードPackaging Qualifying Codes」6.0.3.6.1と、「性能試験の免除Exemption from Testing」6.3.1.3の三ヶ所にあります。V容器はアメリカで「SuperPak」、「VariationTwo」などの商品名で販売されている特別規格の危険物容器で、PG Iの危険物の収納に使用でき、容器の形状・材質コード(例:4G)の後ろにVと言うアルファベットが付いています(例: 4GV)。アメリカでは大変普及している容器です。包装基準の各ページの使用が許されている外装容器の欄にVの表示が無くとも、DGR 5.0.6.3に記載されているよう使用する事が認められています。FedExなどはV容器を使用しないと毒物などの輸送を受託しないと運航者例外規定FX-02に記しています。規格の詳細については、DGR 6.3.1.3を参照して下さい。

[閉じる]


Copyright (C) 2003  Kinoshita Aviation Consultants All rights reserved.