(ID8000 Consumer commodity の出荷についての質問です。)

Q.
香水の輸出で、内装容器が 200mL以下のものばかりなので、ID8000で申告書を作成しようと思っています。合計47 carton 総量 299.7kg Gの貨物です。個数が沢山あり、個々の重量が 2.5kg G~10kg Gとバラバラなのですが、DGR PI Y963を見ますと、(k) 2. For more than one package, either the actual gross weight of each package or as the average weight of the packages”とありますので、ID8000, Consumer commodity, Class 9, 47 fibreboard boxes X 6.38kg G, PI Y963 のように平均重量で記載すれば問題ないと言うことでしょうか? 航空会社が搬入の時、重量が違っていると指摘しないでしょうか? また、この貨物がUNカートンに入っている場合、Limited Quantity Markは必要でしょうか? ご教授ください (2020.12.31)
A.
危険物申告書の上には数量として”47 fibreboard boxes X average gross weight per package 6.38 kg G” と記入し、包装物の上にはID8000 Consumer commodity と正式輸送品目名のみを記載し、数量はDGR 7.1.4.1 Generalの (c) の後段の “数量の記載が不要になる場合” の3個目の黒丸●にあるとおり ID8000は数量の記載は免除されています。もし、航空会社が重量が違うと言って来たら、包装基準Y963 (k) 2. により平均重量での申告が許されていると説明してください。

外装容器が国連 UN規格容器に入っている場合でも、Yの文字が中央に入っているLimited Quantity Markの貼付は必要です。誤解をさけるため、国連規格のマークはテープ等を貼って見えないようにしてください。

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