(危険物申告書は教育訓練を受けた者しかサイン出来ませんか?)

Q.
会社の代表者は教育訓練を受けていませんが、危険物申告書に会社の代表者としてサインしても良いですか? (2010.3.31)
A.
勿論、結構です。危険物申告書は対外的な正式文書で、違反は罰せられる事にも成り兼ねない大切な文書です。会社の責任のある方が署名するのが当たり前と思います。会社の代表者がDGR 1.5によるIATAの危険物教育訓練を受けていれば、理想的で文句はありませんが、日本では職場の実務者が通常は教育訓練を受け、社長が免許の保持者というケースは稀です。従って、IATAの教育訓練を受けて合格している危険物資格保持者が申告書を書き上げます。そして、それを上司がサインすると言う形式が一般的です。誰がサインするかは、社内規定で、何々部長、何々課長、何々係長がサインしてよいと決めればよいことです。申告書は正式な文書であると言う認識は作成する人も、署名する人も常に理解し、意識していなければなりません。

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