(吸収材としてバーミキュライトを使用しますが、どのよう梱包したらよいでしょうか?)

Q.
液体の危険物の吸収材としてバーミキュライトを使用します。バーミキュライトを外装容器に入れる際、直に入れるのではなく、ビニール袋にバーミキュライトを入れ、その中に内装容器を入れています。よろしいでしょうか? また、バーミキュライトは他の包装材料と危険な反応はしませんか? また、バーミキュライトの量はどの程度が適当でしょうか? (2012.7.31)
A.
バーミキュライトは危険物や他の包装材料とは危険な反応をしません。内装容器とバーミキュライトを一緒にビニール袋に入れて、しっかりと袋の口を閉じて、それを外装容器に入れてください。内装容器をビニール袋に入れ、それをバーミキュライトの入っている外装容器に入れるよりも、はるかに効果的です。

アメリカ空軍の危険物輸送規則 (Air Force Regulation 71-4) によれば、1リットルの液体を完全に吸収するには、内装容器の底辺にバーミキュライトを50.8mm (2 in) 厚で引き詰め、内装容器の四方にバーミキュライトの壁を25.4mm (1 in) の厚さで囲み、更に、内装容器の上面にバーミキュライトを50.8mm (2 in) の厚さで被せれば、1リットルの液体は完全に全量吸収できます。

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