(DGR 3.6.1.7.1で触れている “active substance” (活性化された物質) とは何の事ですか?)

Q.
DGR 3.6.1.7.1は “One Active Substance” (活性化している一つの物質) のことに触れています。その項によると、「もし混合物に一つの活性化している物質が含まれていれば、また、その物質の致死量 (LD50) が判っていれば、輸送するべき混合物の実際の信頼できる急性の経口毒性および経皮毒性のデータが欠けていても、下に掲げる計算式で経口および経皮毒性を算出することが出来る」 として、計算式を掲載しています。この項の “Active Substance” (活性化している物質) とはどのような意味ですか? (2011.9.30)
A.
“Active” (活性化している) とは、読んで字の如く、毒性のある物質が “Active” (活性化している) のです。それとは対照的に、もし毒性のある物質が沈静化されたり、中性化されたり、簡単な言葉で言い換えれば、不活性化されていれば、毒性は弱まります。DGR 3.6.1.7.1は混合物に含まれている一つの毒物のLD50が判明している場合、混合物の毒性を決定する一つの方法なのです。この項の最後に示されている公式を当てはめる事になります。

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