(All packed in one (同梱または同居) 時、内装容器の旅客用、CAO用区別について)

Q.
All packed in one (同梱または同居) させる時に、内装容器を旅客用、CAO用と区別しミックスしてはいけないと言いますが、何処に書いてありますか? (2010.8.31)
A.
DGR 5.0.2.11 (g) に 『n1, n2, n3は異なる危険物の1包装当たりのnet quantityであり、M1, M2, M3はList of Dangerous Goodsにある当該危険物に対する1包装当たり、適宜、旅客機もしくは貨物専用機に該当する許容最大数量である』と明記してあります。

また、DGR 5.0.3.2 (a) では、Mは少量危険物の許容最大数量であると書かれています。次の版には間に合いませんが、IATAは練習本 (Training Programme Book 1) の中にでも『ミックスは不可』の言葉を入れるように努力すると言っています。

ミックスしてはならない根拠は旅客機用と貨物専用機用では外装容器が共通しないからです。これは、微量と少量でも同様に外装容器が共通しないのでミックスは出来ないのです。

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